パスポートは日本人が海外へ渡航する際に携帯しなければいけない旅券です。パスポートをすでに持っている人は国際ボランティアに参加する前に、有効期限が切れていないかを確認しましょう。

パスポートの有効期限切れ、またはパスポートを持っていない場合は新規発行の手続きを取ります。パスポートは申請から発行されるまで、休日を除いた窓口の営業日で7~10日間かかります。また、土日の発行手続きは受け付けていないところも多いため、必ず間に合うようにパスポートを用意しておきましょう。

渡航する国によっては、ビザが必要な場合もあります。ビザは訪問する国の日本にある大使館または領事館に、ビザの発行申請を行います。こちらも申請から発行までに7日ほどかかりますので、まずは渡航する国でビザの必要があるかを調べ、発行する場合は余裕を持って申請するようにしましょう。

予防接種

国際ボランティアとして活動する場所によっては、衛生環境が日本よりも悪く感染症にかかるリスクが高いところもあります。さらに、現地で感染症にかかってしまうと満足な医療措置が受けられない場合も。事前に感染症を予防するために、渡航前に予防接種を受けておきましょう。

渡航する国や参加するプログラムによって、必須となっている予防接種もあります。主に国際ボランティアに参加する前に打っておきたい予防接種は以下の通りです。

・MMR(麻疹、おたふく風邪、風疹の3種混合)
・Tdap(破傷風、ジフテリア、百日咳の3種混合)
・BCG(結核検査のうえで)
・髄膜炎
・B型肝炎
・A型 肝炎
・腸チフス
・狂犬病

渡航する国やプログラムを確認し、必要な予防接種を受けておきましょう。

海外旅行保険への加入

国際ボランティアは海外で活動を行うため、何が起きるか分かりません。万が一のときのことを考えて、出発から帰国までカバーできる、海外旅行保険に個人で加入しておきましょう。また、クレジットカードにすでに旅行保険が付帯している場合もありますが、海外旅行保険の方がより広範囲の補償をカバーできます。

まとめ

国際ボランティアの活動内容や必要なもの、参加募集を見つける方法や渡航前の準備を紹介しました。海外という舞台で活動する国際ボランティアは、参加すると多くの人との交流や日本ではできない貴重な体験にもつながります。実りあるボランティア活動ができるように、安心して参加できるプログラムを見つけることと、出発前に準備は万全にしておきましょう。

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東京2020大会を一つの目標とし、その他千葉市で開催される各種スポーツイベント等のボランティア活動を幅広く行います。
多くの市民が参加できる土壌をつくり、本市におけるボランティア文化の醸成に引き継がれるようなもの(レガシー)を創ります。

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