最近では、小学生や中学生でも学校などでボランティアに関する話題に触れる機会も多くなりました。そのなかで、「自分もボランティアに参加してみたい」と思う小学生や中学生のお子さんも多いでしょう。とはいえ、親御さんとしては「小学生や中学生でもできるボランティアはあるの?」「安心して参加できるか不安」と感じることもあるのではないでしょうか。

ここでは、小学生や中学生でも参加可能なボランティア活動の内容や、参加方法について解説しています。お子さんと一緒にボランティア活動に参加したい人のために、親子で参加できるボランティア活動についても解説していますので、ボランティアに興味のある親御さんはぜひ参考にしてください。

小学生・中学生でも参加できるボランティアとは?

小学生や中学生は、まだ大人に比べて知識も体力も十分に成長していません。そのため、体力を使ったり、危険がともなったりするボランティア活動は参加のハードルが高くなります。さらに、保護者の目の届かないところでボランティア活動をさせるのは、不安に感じる親御さんも多いでしょう。

しかし、小学生や中学生でも気軽に参加できるボランティア活動はあります。主なものが以下の3つです。

・収集
・募金
・寄付

それぞれのボランティア活動の内容について解説していきます。

収集

ボランティア活動団体では、使用済みの切手やプリペイドカード、ペットボトルのキャップ、書き損じのはがきを募集しているところがあります。それらの募集している物を家で集めて、ボランティア活動団体へ送るのが収集です。

収集は家で使わなくなったものを集めるだけで参加できるボランティア活動です。

地域の公民館や学校などの施設を通じて募集していることもあれば、任意の団体に収集したものを直接送付する方法もあります。
小学生や中学生はもちろん、あらかじめ収集するものを家族全員で保管するようにすれば、家族全員での気軽なボランティア活動参加にもつながります。

募金

募金は、災害支援や年末助け合い、赤い羽根共同募金、あしなが募金などいろいろな種類があります。募集方法は街頭募金や店頭のほか、紙面や銀行振り込み、インターネット振り込みなど幅広くなっています。

自分が募金したいだけの金額を選べる点や、身近な所で募金を行っているという点において、小学生や中学生も気軽に参加できます。例えば、買い物をして出た数円のおつりを、そのまま店頭の募金箱に入れるのも、募金ボランティアに参加したことになります。

寄付

寄付とは、物品を無償で提供するボランティア活動全般を指します。具体的には、家で不要になった古着や学用品などを施設や海外へ送付したり、災害発生時に被災地へ支援物資を送付したりといった活動があります。

ただし、寄付をする際に気を付けなければならいことがあります。例えば古着を送る場合でも、汚れややぶれている箇所があるものは不可だったり、サイズ指定されていたりする場合があります。被災地への支援物資も、個人単位で送ると物流をさまたげることになるため、必ずボランティア団体や募集団体を通じ、かつ募集されている物資のみを確認して送るようにしましょう。

親子で参加できるボランティアも!

小学生や中学生でも、もっと本格的なボランティア活動をしたい、と考えている人も多いでしょう。さらに、子どもだけでなく親子、または家族ぐるみでボランティア活動に興味のある人もたくさんいます。その場合は、ぜひ親子で参加できるボランティア活動に参加してみましょう。

親子で参加できるボランティア活動には「地域ボランティア」と「福祉ボランティア」があります。まだ小学生や中学生で、親の目が届かないところでのボランティア活動には不安がある人も、親子でボランティアに参加すれば安心です。

地域ボランティア

地域ボランティアとは、主に住んでいる地域で開催しているイベントや活動に参加する方法です。地域のお祭りを盛り上げるためにお手伝いや、地域の川や浜辺などの自然環境や公園や歩道などの清掃活動やゴミ拾いなどが該当します。

小学生や中学生でも、自分の身近な環境で参加できるボランティアであるのと同時に、「住んでいる街や地域に貢献したい」という気持ちを自分の行動という形にして参加できるのが特徴です。

福祉ボランティア

福祉ボランティアとは、その通り福祉活動を中心に行うボランティア活動です。福祉活動とは、老人ホームやデイケアセンター、障がい者施設、保育園などの福祉施設に訪問し、入所者や利用者、園児との交流や介助を行います。

小学生や中学生でも、自分たちでゲームや出し物を考えて披露したり、簡単な手伝いに参加したりと、年齢や興味のあることに応じたボランティア活動に参加できます。

参加した本人は楽しみながらも貴重な社会貢献の機会にもなるのです。

ボランティアに参加するには?

小学生や中学生、さらに親子で参加できるボランティア活動もたくさんあります。
ボランティア活動への参加を検討している人は、まず、どんな募集されているかを調べてみましょう。

ボランティアの募集情報を見つけるには、インターネットを活用する方法と、ボランティアセンターに相談する方法があります。それぞれについて見てみましょう。

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東京2020大会を一つの目標とし、その他千葉市で開催される各種スポーツイベント等のボランティア活動を幅広く行います。
多くの市民が参加できる土壌をつくり、本市におけるボランティア文化の醸成に引き継がれるようなもの(レガシー)を創ります。

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