通訳ボランティアのためのトレーニング講座を開催しました!
(公財)千葉市国際交流協会では平成27年度より通訳ボランティア・スキルアップ講座を開催しております。プロの通訳を講師とした通訳に必要な技術を磨くためのトレーニング方法を学ぶ講座です。受講者は高校生から80代の方まで幅広い層の方で総勢240名になります。言語は、英語、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語の5言語で実施しました。受講後の皆さんの活躍を少し紹介します。
通訳ボランティア・スキルアップ講座とは?
プロの通訳から、日ごろの訓練方法と実践で活かせるテクニックを学びました。最終日には外国人話者と通訳演習を行い、千葉の観光施設紹介や健康保険制度など生活に密着した通訳演習にも挑戦しました。伝わりやすい通訳表現やメモの取り方から通訳現場での経験談など、ためになる内容が盛りだくさんでした。
<受講者の感想>
★本格的な内容で少し難しかったが、とても役に立つ内容だった。また受講したい!
★千葉市について知らなかった知識が増え、演習での外国人話者からのフィードバックを今後の活動で活かしたい。
★普段、使用しない語彙や表現が学べた。実践演習で気づいたことがたくさんあった。
ボランティアによる自主的な通訳演習も!~ベテラン受講者と高校生受講者~
平成27年度から始まったスキルアップ講座の受講者で自主的な学習グループが多数結成されました。一人では難しい語学の学習も、メンバーと一緒ならば情報を共有したり、演習も可能になります。
高校生の通訳ボランティアも参加し、世代を超えての演習を通して絆ができました。先輩ボランティアから学ぶこと、たくさんですね!
千葉城・郷土博物館にて ~高校生の感想から~
★「これを説明してみて」など、とっさの通訳をふられて、様々なことを英語で説明する練習ができました。
★今まで全く知らなかった千葉のことや歴史的なことを知ることができました。ゲレオン君やモリッツ君との交流で日本の魅力を再発見し、それを世界に発信していきたいと強く思いました。また、知らなかった単語を学ぶこともでき、英検一級の勉強で覚えた単語がでてきたりして嬉しかったです。
★単語で詰まっていると、ベテランの皆さんが助け舟を出してくれました。「話しかけるとき初めに名前を呼ぶ」など、実際に会話をしないと分からないことなど、勉強になりました。いきなり通訳をするのは難しいので、こういった練習の機会があれば、是非また参加したいです!
通訳ボランティアの活躍! ~カナダ・スイス姉妹都市交流にて~
今夏、千葉市姉妹都市から高校生等が来葉しました。千葉市内の施設訪問や熊谷市長との表敬訪問時に通訳ボランティアの方にご協力いただきました。
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千葉市国際交流課と(公財)千葉市国際交流協会は、外国人市民と日本人市民が互いの文化の違いを認め合いながら共存する多文化共生社会の実現のため、連携して事業に取り組んでいます。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、国際交流ボランティアやボランティアリーダーの育成事業を実施することで、積極的・自立的に活動を展開できるように図っています。
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千葉市について英語で紹介する通訳演習をしました。外国人話者も千葉市の見どころを知ることができたと驚き。外国人話者から、伝わりやすい表現や発音など、より良い通訳となるようアドバイスをいただきました。